こんにちわー急戦研究所所長のmurizemeです(^_-)-☆


今日は2月に行われた地元将棋大会で、正しい原始棒銀の受け方を知らなかったので、復習してみます。

実戦で現れた局面はこれ↓↓↓
画面下が後手(私)です。
スクリーンショット (64)
先手の棒銀をがっちり受けたつもりですが、駒の損得こそ無い物の相手だけ2歩と銀を手持ちに出来ており評価値では先手(棒銀側)が約+400点となっています。

個人的には2歩持たれているのがやっかいで、端攻めが怖いですね。


ではどうすれば良かったのかソフトに聞いてみます。(*・ω・)ノ

図1 35歩の局面
スクリーンショット (78)
ソフト(激指15)の検討ではこの35歩は
取るなといっていますね・・・・。


私はこれを当然のように取ってしまった為に先手の銀が5段目に進出し24歩からの銀交換を強要されました(TДT)

候補手を見ると44歩、84歩、94歩などがあがっていますので、ためしに44歩として先手の34歩の取り込みはどうするのかみてみます。


図2 34歩の局面
スクリーンショット (81)
同銀の一択ですね・・・・。
しかし同銀の後、38飛車が気になりますが


図3 43金の局面
スクリーンショット (82)
43銀と引いて雁木っぽく戦う変化も有力そうですが、先手の26の銀が35に進出して威張っちゃうので
43金の方が有力との事です。

この後の構想は人それぞれだと思いますが、自分は33角とし22の地点を開けて王様を囲うかな・・・。
しかし相手の角道に入っちゃうし、35の地点でいつでも戦いを起こされるのは気持ち悪いよね。
評価値は互角だけど実戦的には先手持ちの気がするなぁ・・・。



という事で、いくら評価値は互角でも今回の検討の方向に進みたくありません。
回避する手段として図1の前に変化する必要があります。


んで、どうするかとPCをポチポチした結果こうなりました。↓↓↓
図4
スクリーンショット (85)
図1との違いは52金の代わりに31角としている点です。


図5 35歩の開戦はどう対応するか?
スクリーンショット (86)
同歩としないのは同じですがで54歩と突きます。
64角の覗きを見ているので先ほどとは違い
一方的に攻めさせない展開になります。


図6 34歩の取り込みに64角後の変化
スクリーンショット (93)
①18飛車であれば


図7 

スクリーンショット (91)
34銀、76歩、33金で互角




図8 

スクリーンショット (92)
②38飛車であれば
34銀、同飛、19角成、76歩、33歩、39飛車と進みます。
駒割りは銀香交換で先手がわずかに得ですが後手は馬を作っている分指しやすいと思います。
(評価値は若干先手に触れているが・・・)

また後手は中飛車にして美濃囲いに組んだり、27香車からの解りやすい攻めがあるので図3のように、今後の方針が解らない展開より
個人的には指しやすいです。


なんだか複雑そうに見える変化だったけど、たかが20手そこそこの変化なので覚えなきゃ・・・。
(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪


次回の大会までには暗記しておきます。


今日は以上です。


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